うつ病、完全に理解した1. 嬉しくなったので、自分の言葉で再度表現してみる.

参考にしたのは、2つ. 図書館で借りた疲労の書籍と、Hubermanさんのpodcast.

うつ病メカニズム

  1. 身体炎症
    • 生理レベルで疲労やストレスを受ける. 全身の細胞、とくに肝臓で炎症性サイトカインが発生.
  2. 2つの脳内炎症
    • 末梢からの侵入: 身体の炎症性サイトカインが脳内に移動
    • 脳内産出: ミクログリア自体が炎症性サイトカインを産生
  3. SITH-1とアセチルコリン不足
    • ほぼ全員が幼少期に感染しているHHV-6が、疲労時に唾液中で再活性化
    • 唾液→鼻腔→嗅球の経路で脳に到達し、SITH-1タンパク質を産生
    • SITH-1が嗅球の細胞死を誘導し、アセチルコリン不足につながる
  4. アセチルコリン不足=脳内炎症の消化器故障
    • 唾液腺に潜伏感染しているHHV-6が発現、SITH-1遺伝子が鼻から脳に移動してアセリルコリン不足
  5. トリプトファン機能不全
    • 炎症性サイトカインがトリプトファンが神経伝達物質に変換されるのを阻害.
    • 炎症性サイトカインがIDO酵素を活性化
    • 本来セロトニン合成に使われるトリプトファンが、キヌレニン経路に逸脱
      • セロトニン不足->抑うつ
      • さらにキヌレニン経路の代謝産物(キノリン酸)は神経毒性を持つ
  6. 反芻思考で過剰コルチゾール
    • 慢性的コルチゾールを生み出すコルチゾールでジワジワとした身体炎症、からの脳内炎症ループ
    • 反芻思考でDMN過剰反応->HPA軸を活性化し、慢性的なコルチゾール分泌
    • 過剰なコルチゾールは海馬を損傷し、HPA軸の制御機能が低下

ついにうつ病の仕組みのすべてがつながったんじゃないか?うつ病の3大症状は、抑うつ、アンヘドニア、そして疲労感. まだClaudeいわく、ドーパミンやノルアドレナリンが減少するメカニズムはなんともいえないらしい、いいかえればアンヘドニアの症状がまだ未解明.

こころの問題を心理レベル、生理レベル、社会レベルで考える

じゃあ、このマップを元にできることは、

  1. ストレス/疲労そのものを減らす
  2. 生理レベルの炎症対策
  3. 精神レベルの炎症対策

ここにおける大きな気づきは、炎症対策ということ. 心の病といいつつ、心は単なる加速装置だが、優先順位は1と2. 結局できることは、生理レベルの食事睡眠運動、精神レベルの瞑想や認知のリアプレイザル.

わたしは20年くらいうつな気分が晴れないのが、単なる慢性的な睡眠不足だとすると、切ない. もっと生理レベルを重視するべきだ.

坐禅をしていると、思考はどこから生じるのかということがとても気になる. 脳内炎症でなぜ反芻思考が止まらないのか?DMNの過剰な活性化だが、ここの理解をもう少し理解したい. 心の現象と生理現象のつなぎ目部分. 炎症で脳の生理レベルの機能低下が、DMNの暴走を促す?基本的に人間はネガティブなことを考えるらように設計されているから、思考の対象がネガティブになる?

社会的ストレスはうつになる. このことはもっと強調されるべきだと思う. なんでもこころの問題に還元しすぎる2.

1が原因のとき、どうすればいいんだ? 貧困だと鬱になる. アンダークラスの精神疾患の可能性は3割越え3. お金がないとき、このマップからできることはなんだろう? それは社会構造の問題で、社会の病理じゃないだろうか? それを3だけで対処することに無理がある.


  1. 完全に理解した (かんぜんにりかいした)とは【ピクシブ百科事典】, タイトルはネットスラングより. ダニングクルーガー効果?いちおうClaude にレビューしてもらったが、間違ってたらあとでUpdateしよう. ↩︎

  2. 自己コントロールの檻: 感情マネジメント社会の現実 (講談社選書メチエ 177) | 森 真一 |本 | 通販 | Amazon, 心理主義化. 心理学化問題. 社会現象を心理学から説明しようとすること. 図書館で借りた. ↩︎

  3. 30代のアンダークラスが「きわめて危うい」と言える理由…アンダークラスに広がる「見えない」健康不安(橋本 健二) - 2ページ目 | 現代新書 | 講談社 ↩︎