Ruby と Rails の基礎を再復習するために、以下の 2 つの本を読んだので、簡単に感想を書きたいと思います。
プロを目指す人のための Ruby 入門
Ruby を初級から上級まで学ぶための決定版。通称チェリー本。
はじめの基礎から丁寧にに書かれている部分と、発展的な話題と書かれていて、初学者から中級、上級者まで楽しむことができる。こんな書き方を知らないよというマニアックな部分まで書かれていて、たくさん発見がある。
当たり前なのだが、知っていることは知っていて、知らないことは知らなかった。はじめ、こんなマニアックなことは知らなくてもいいかなと思い、知らないことを追求はしていなかったのだけれども、どうも現場では結構マニアックな知識だと思っていたことか平然と使われていたりした。プロの現場では知識は多いに越したことはないんだな。
Ruby の文法書は、たのしい Ruby が定番だっだけれども、あれは読んでいて楽しくない。ストーリーがあるこちらの方かずっと楽しくおすすめである。
現場で使える Ruby on Rails 5 速習実践ガイド
最近発売された、現場で必要なノウハウが詰まった Rails 本。通称、現場 Rails。
万葉さんの Rails 資料は、よいチュートリアルだとしてうわさがあったが、その万葉さんが出したのがこの本。
この本のとくによいと思ったところは、発展編にある。ここに現場に入って知りたかったことが書いてある。私は Rails の現場で働きはじめて 1 ヶ月目なのだけれども、とくに発展編にかかれていることは、とても役に立つ、そうそうこれを知りたかったんだよということ。
具体的には、Chapter9 では、チーム開発における GitHub での PR やレビューの方法がかかれている。また、Chapter10 では、Rails らしい書き方というものが紹介されている。とりわけ、Chapter10 に感動した。Rails らしい書き方やリファクタリングの方法は、チュートリアルやスクールでは教えてもらえず、実践でのコードレビューでのみ伝えられると思っていた。しかし、Chapter10 にはその欲しい情報が掛かれているのだっだ。