タイトルは釣りかもしれないけれどもだいたいそんな感じ. 実際は1ヶ月5000円 + マイプロテイン + オリーブオイルなので. そうはいっても1万以下に食費を抑えて節約するノウハウの一つを提供したい.

最近お金がないので,ここ数ヶ月大幅に食費を節約して生きている. 節約術についていろいろとネットを調べて大変お世話になったというものもあり,わたしもみつけたノウハウを共有しておくことは,困っている人の助けになるかもしれないと思い,ここ数ヶ月の気づきを書いておく.

もちろん注意してほしいのは,わたしは料理については素人であり,ここ数ヶ月の発見なのでそこまで実績があるわけではない. なので,この読者のかたには,わたしがいろいろなサイトをみて自分なりに工夫したように,ひとつの情報源として考えてもらい,その結果自分の生活でいろいろと試してほしい.

自分でも書いていて思うが,節約はあまり健康的にはなれないのでしないに越したことはない.

前提のわたしの状況

今は,いわゆる東京の西のほうの多摩地方に住んでいて,収入源のメインがUberEatsの人力自転車稼働で担っている.

そう肉体労働,しかもアホみたいな山ばっかりな場所で自転車こいでいる体力が必要な仕事. そして,このエネルギーを節約しつつ食事から摂取しないといけないという前提があった.

わたしの家の側には,いわゆる激安スーパーである業務スーパーがあり,だいたいの食材をここから購入している.

少し前に公開された中田敦彦さんの動画がとても共感するところが多く,語られているようなだいたいそんな感じだ.

多摩を侮らないでね. 山と畑ばっかりだから.

食費節約のための守るべき心がけ

食費を節約するとはつまりなにを買って食べるかということだが,まず具体的な方法の前に,いろいろと気づいた心構えがある.

節約しようとすると選択肢はそれほど多くはないものの,あまり自炊に慣れていないとなにを買ってどう食べればいいのか悩むと思う. わたしも,もともとそんなに自炊をするわけではなかったので.

なので迷ったときのシンプルルールを書いておく.

基本は1日1食 + α.

3食食べるということをまずやめる.

基本的にはメインでの食事を食べて,サブで軽食を食べる.

そもそも明治文明開化まで日本人は1日2食だったのにペリーが3食に変えたのがおかしい. 3食食べるというのは思い込みなので.

さらに節約をしようとすると, 2食ガッツリというよりはメインでお腹いっぱい食べてサブは軽く食べるのがいいことに落ち着いた.

わたしの場合,UberEats稼働前に軽く食べて,帰宅したらガッツリ食べる.

基本は激安スーパーで買い,安い近所の八百屋を探す

基本,というよりは絶対かもしれない.激安スーパーが近所にないとなかなか節約が難しい.

わたしは業務スーパーを利用しているがたとえばOKストアとかでもいい. しかし激安でない普通のスーパーと激安スーパーではたぶん工夫次第で食費は半額になる破壊力がある.

さらに野菜に限っていえば八百屋さんのほうが安いことがある. 個人経営なのでまちまちではあるものの全体的に八百屋のほうが安い. そして私の場合はUberEatsの機動力を駆使してかなり広範囲に安い八百屋を調査して,今は隣駅の最安の八百屋で買うことが多い.ここだと大根が40円とか,キャベツが60円とか.

たぶん安い理由はうちの近所は畑ばっかりでそのへんで育ててるものが売られている気がするがなぜ安いのかは知らない.

ただ,畑の前に100円とか200円で売られている野菜は,なんでもかんでも100円であるので当たりハズレがあり,相場もよくわからないので買わない.

よい食材を食べるのではなく悪い食材を食べない

物事を改善するには増やす方向と減らす方向があり,どちらも大事だ. たとえばお金をためたいと思ったら節約と稼ぐの両方がある. しかし大体の場合,減らすほうを努力したほうが即効性がある.

節約しつつもよい体調を維持したいと思ったら,身体にとっての毒を食べないことのほうが即効性がある. 健康になるにはよい食材にお金を通しするよりも悪い食材を排除するほうがコスパがいいのだ.

具体的には,揚げ物(トランス脂肪酸),甘い物(砂糖),加工食品(保存料と人工甘味料).

これらを排除できるならば排除すると,体調への影響を防げる.

わたしはこれらの食材を排除した結果, 20年にわたる花粉症が治り衝撃を受けた. 食生活改善のアジアの奇跡を垣間見た.

栄養学について軽く学ぶ(加工食品を避けつつ多様に食べる)

栄養学について学ぶことはよいことだ. わたしはWeb記事よりもだいたいYoutube動画から学んだ.

でも奥が深いため炭水化物とタンパク質と脂質の役割だけ頭に入れればまずはいいと思う.

そしてそれより大事なのはなにか身体に取って毒かということを学びそれを食べないこと.

いろいろと細かいことは覚えられないので,とりあえず偏りなくいろいろな食材を食べること. 加工食品を食べないこと,野菜を食べること.

迷ったらタンパク質に投資する

アメリカでは貧困であるほど肥満がおおい.1これはどういうことなんだ?

それは炭水化物は安いからだ.ファストフードとかピザとか食べていたらそれは太る.

しかしこれでは健康になれない.最善は栄養源を炭水化物から脂質に変えることなのだが,節約をしようとしたときに脂質は高すぎて選択肢にならない.

しかもわたしの場合はアホみたいにカロリー消費する仕事なので. そのため,ある程度は許して炭水化物はたくさん取っている. しかしどちらかというと炭水化物を節約してその分タンパク質,もっと言えば野菜を買っている.

日々の体調を観察する

節約していて一番気になるのは体調なので,毎日の体調の変化はつぶさに観察する.

胃のムカムカ感,頭痛,肉体疲労,睡眠時間,作業の集中力などなど.

これはわたしが最近瞑想にハマっていてボディスキャン瞑想を日々しているからかもしれないが,悪い食べ物をたべるとそれによる体調の変化によく気づくことが多く,自分に合わないものはそれで判断している.

また,毒になる食べ物を食べると心拍数がすぐに異常値になるのでそれでもわかる. まあ心拍数をつねにみるのはマニアックなのでおすすめではないが,それでも日々の体調を観察するクセはとても大事.

週1で買い物をして1000円以内に収める

結局4週間あって,毎週1000円に納めれば理論的には5000円くらいで収まる.

しかし調味料などまとめ買いをしたほうがよい場合があるので,基本的には一回の買い物で1000円を目標にしつつ追加で必要なものを買う. そうするとだいたい6000円だ.

これをするためには,わたしは買い物かごに商品を入れるたびにすべて電卓で計算している.

具体的な食費節約ノウハウ

ここからは食費節約ノウハウを書くが,再び書くがわたしもここ数ヶ月でネットをいろいろ調べて実践した程度なので,各自いろんなサイトの情報を吟味した上で自分の状況にあわせて実験してほしい.

基本的には鍋に野菜をぶちこむ

これはわたしが秋から実践しているので1年を通じては言えないかもしれないがだいたい鍋いっぱいに野菜をいれて煮込んでいる.

これのよいところはとりあえず献立とか考えなくて, 余り物も含めて全部いれて味を整えればそれなりになることだ.とても料理が楽である.

最近野菜の幅を広げるために包丁を購入したが,それまでは手とはさみでちぎって放り込んでいた. そんなもんだ.

ただ味は毎回同じだとあきるので調味料はお金があまれば買い足している. 塩,胡椒,醤油,味噌などなど… 楽しいのは食材はあまり毎日変化しないものの,調味料はさじ加減でいろいろと変化する.

スタメン食材を毎日食べる

まず毎日食べているのは,卵,豆腐,もやし,納豆だ.これがスタメン.

  • 卵x1or2 - 10or20円
  • もやし- 19円
  • 納豆 - 39円
  • 豆腐 - 31円

業務スーパーだとだいたいこんな価格なのでこれで100円ちょっと.

炭水化物はのメインは小麦粉ですいとん

わたしのメインの炭水化物は小麦粉をつかったすいとん. あまりきかないとおもうが,これは戦時中の調理方法.

具体的には小麦粉に水をいれて団子にしたものを鍋にいれるだけ, 調理はらく.

そして小麦粉は私調査では炭水化物最低価格だ. この上のレベルになると,米やパスタやうどんがくるが,それよりも半額にやすい.

具体的にはパスタが500gで150円だとすると小麦粉は1kgで130円くらい. (うろ覚えだが業務スーパーだとそんなところ) ただ腹持ちでいうとパスタのほうがいい気がする.

これをだいたい1日150gくらい食べるが日中の運動量で調整している.

ただ小麦粉は人によってはまるで合わない場合がある.グルテンという物質だ. わたしも一時期グルテンを完全に排してそばを食べていた時期がある. しかし,グルテンで体調が悪くなるのは一部の人らしいし,実際にわたしは自分の心拍数や睡眠の質を測ってそこまで悪影響はでないと判断して使ってる.

わたしはNetflixのGame Changersというドキュメンタリーから色々学んだが,ここにはだいたい1割程度の人はグルテンで体調が悪くなると書いてある. わたしは少なくとも影響ないことを確認した.

まあ影響はないといっても,少しは影響を受けるわけで,具体的にはグルテンは腸内環境を悪化させるので食べ過ぎはよくない. そしてわたしはどういうわけか,食パンとうどんを食べるととても体調が悪くなることを発見した. これは小麦粉の種類なのかはわからない.しかしすいとんは問題ないがうどんはだめだ.

こういうのも含めて,自分に合うものは実験してみないとわからない.

そして小麦粉以外も,そばとかパスタとかオートミールとか,あとはイモ類も場合によっていれるがそこは予算と相談. しかし概してそれらよりも小麦粉が圧倒的に安い.

残りは調味料と旬の安売り野菜にお金を回す

とにかく野菜を買って鍋いっぱい食べることが大事なので如何にして野菜を買うかだが,私の場合は超絶安い八百屋と業務スーパーの安売り野菜でなんとかしているが,近所の野菜調達の状況にもよるのでここで節約できるかは運にもよる.

とりあえず店頭に並んでいる旬の特売野菜を予算内で買うだけだ. というよりだいたいだいこんとかキャベツだけど.冬は白菜も安い.たまに安売りのきのこを買う.

調味料はお金があればという感じだが,最悪塩があれば野菜スープの味付けはなんとかなる. 一時期めんつゆを多様していたが健康に悪そうなので出番を減らしいてる.

再生野菜を育てる

これは成果はいまいちなのものの一応やっていることだが,買った食材の切れ端は水につけておくと再び復活し,これを再生野菜という.

とりあえず食べたものをいろいろ水に浸して部屋の隅においておいたところ,豆苗のみ再生がまともに成功しているので豆苗は2週間に一回買って2回育ててから捨ててる. まあ1回目はいいんだけど2回目は元気ないが.

あとはだいこんや長ネギに挑戦して微妙な成長速度なのであまりおすすめできない.きゃべつは失敗.

とりあえず豆苗が楽なので豆苗をおすすめしておく.

おわりに

まあ大体こんな感じで,基本的にはすいとん鍋に野菜をたくさんいれて即興で味付け.

すいとんというか小麦粉食べ過ぎなのが気になるので今後食費を増やしてどこに投資するかというと,小麦粉をグレードアップさせて別のものにしたい.

それからこれで成り立ちしかも自転車を漕いで山登りばっかりできるのはすいとん野菜鍋に加えてマイプロテインの半額セールで大量購入したプロテインとオリーブオイルがある. なので,月8000円かもしれないが,1万はいかないだろう.

しかしなにより砂糖とか脂っこいものとか, UberEatsの8割くらいを占めるおいしそうだけど健康に悪そうな料理を食べないことが一番元気の源かもしれないという逆説を日々感じている.

参考リンク


  1. ひとごとじゃない!アメリカの貧困層に肥満が多い理由 | サーチノート ↩︎