Googleフォトの自動動画生成による過去の振り返りが神がかってる

わたしが最近、一番感動しているアプリをひとつ選ぶならば、Googleフォトだ

あれから1年… あれから3年… 毎朝スマホに通知がきて動画が流れる. それをみると、何だか幸せな気分になる. すると、今日というクソみたいななにげない一日も、未来から振り返れば素晴らしい日々になる. 点と点がつながる.

そして、未来への投資だと思って、写真や数十秒のショート動画を日々撮影してたら、なんと容量オーバーになりかけた. なんと、Googleフォト容量無制限は2021年にとっくに終わっていたのだった!どうするどうする?

Youtubeに非公開動画としてバックアップするスクリプトをClaude codeで作成

同じことを考えて、また回避策を検討している人はたくさんいたようで、Youtubeに投稿するという案がよさそうだった. 1

そこで、面倒くさいことはClaude codeにやらせようということで、さっそくスクリプトを作成してみた.

https://github.com/tsu-nera/gphoto2youtube

人間は想いを膨らませるだけ!めんどくさいことは生成AIにやらせよう

わたしがこのことを記事にしたのは、この取り組みについて、わたしはこんなことをやりたいとClaude codeに伝えただけで、なんとPythonコードをかかないし、そもそもスクリプトの中身すらみてないこと.

やったことは、作成されたスクリプトを実行して、外部の挙動からあれこれ指示した. これから改善としてて、Googleフォトのメタ情報をYoutubeメタ情報に含められればよい.

これはある意味、驚くべきことだ.

Pythonのモチベのひとつが、面倒くさいことはPythonにやらせようということだった. 2 わたしの原体験としては、Rubyを学んだ動機が、気軽にさくっとスクリプトがかけたらいいなということだった.

スクリプト言語はプログラマの必須スキル!『Rubyスクリプティングテクニック』を読んだ読書メモ | Futurismo

なんとブログ記事にしていたようだ. こういう過去と未来がつながる体験が感動的なのでブログに日記をかく.

私はプログラミングは知っているが、スクリプティングはあまり知らない。しかし、なんらかのスクリプト言語はプログラマの必須スキルだと信じていて必ず学ぶ必要があると思っている。

なぜなら、プログラマはより効率的にプログラミングするために日々改善が必要で、そのためには簡単にツールをつくるスキルが必要だからだ

はい、老害おじさんの戯言です、もうそういう時代は終わりました. これからの時代は、スクリプティングはいりません. 仮に生成AI時代のプログラミングスキルがあるならば、使い捨てではなく、長く動作するための堅牢な設計、および職人的な取り組みでしょう. 3 くたばれじじい!


  1. さようなら『Googleフォト』容量無制限無料の最終日。動画の避難先はYouTubeの『限定公開』(神田敏晶) - エキスパート - Yahoo!ニュース ↩︎

  2. Amazon.co.jp: 退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング : Al Sweigart, 相川 愛三: 本 ↩︎

  3. Build to Last – fast.ai, 「ソフトウェアが6ヶ月だけ生きればいいなら速く作ればいいが、数十年先も使われ続けるなら、アーキテクチャを真剣に考えなければならない」 ↩︎