fast.ai ジェレミーハワード氏の機械学習講座入門が公開されました!!

2017 年に全世界で話題を呼んだ、Practical Deep Learning for Coders の Machine Learning 版だ。

今回も kaggle はフル活用

fast.ai は課題の題材に kaggle のコンペを利用するところが面白い。

それは、教育の哲学が、Top-Down で実施することを重視しているからだ。 理論よりも、まずは手を動かすことによって、楽しむ。

今回も、以下のコンペが取り上げられる。

Random Forest と LogisticRegression

驚くことなかれ、Lesson1-7 までずっと RandomForset の解説がある。 一つの動画が 1.5 時間名て、10 時間以上 RandomForest を解説する。 使い方から、仕組みまでさらい、さらにはスクラッチ実装まで。

それをこえると、今度は PyTorch による LogisticRegression の解説が、6 時間くらいある。

Tree 系、Linear 系、合わせて 16 時間を Code ベースで丁寧に解説。

授業内容

シラバス

Train vs test
    Effective validation set construction
Trees and ensembles
    Creating random forests
    Interpreting random forests
What is ML? Why do we use it?
	What makes a good ML project?
	Structured vs unstructured data
	Examples of failures/mistakes
Feature engineering
	Domain specific - dates, URLs, text
	Embeddings / latent factors
Regularized models trained with SGD
	GLMs, Elasticnet, etc (NB: see what James covered)
Basic neural nets
	PyTorch
	Broadcasting, Matrix Multiplication
	Training loop, backpropagation
KNN
CV / bootstrap (Diabetes data set?)
	Ethical considerations

Lesson1

Random Forest をつかって、 Kaggle の Blue Book for Bulldozers コンペに挑戦。

Lesson2

Lesson1 の続き。Random Forest の解説。決定木からバギングまで。

また、validation を利用した、パラメータチューニングについて。

また、Lesson2 までを通じて一通りの機械学習コンペの作法を学ぶ。 kaggle からのデータダウンロード、前処理、Random Forest、提出。

Lesson3

Lesson1, 2 で学んだ内容を、以下のコンペに適用してみる。 30th になれるので、モデルをどんどん改良してねとか。

Corporación Favorita Grocery Sales Forecasting

残りの時間は、再び Bulldozers コンペに戻り、解析結果の解釈方法について話される。 feature importance, feature selection の話。

Lesson4

メモするの忘れた。まだ Random Forest.

Lesson5

Validation 戦略、主にクロスバリデーションとか。

後半は、Random Forest のスクラッチ実装を開始。 RandomForest だけで、8 時間くらいたっているのですが。。。

確認したら、Lesson6,7 も RandomForest だ。みっちり 10 時間以上だな。

Lesson6

Machine Learning とは、という話がここでようやくでてくる。この記事の説明。

その後、今まで説明した概念を振り返り説明する。

Lesson7

Random Forest のスクラッチ実装。 RandomForest の実装は簡単で実はそこに利用されてる DecisionTree が難しい。

すみません、この動画は飛ばしてみました。

この回で、ようやく RandomForest は終わり。次は、ニューラルネット。

Lesson 8, 9, 10

ニューラルネットワークの説明。PyTorch 登場。MNIST の一層のネットワークによる分類を実装。

yTorch をつかって、LogisticRegression をスクラッチ実装していく。6 時間。

コードの一行一行を丁寧に解説していく。正則化などのテクニックも合わせて紹介される。

しかし、この一連の PyTorch の実装は私は飛ばしました。

Lesson 11

前半は、PyTorch による SDG の実装の振り返り。

後半は、時系列データに対する扱いをということで Rossman コンペの解説だ。

Lesson12

Rossman コンペの解説。

表形式データに対して、昨今は ニューラルネットでのアプローチで あまり feature enginnering しなくてもいい精度が出るとのこと。

最後に、講座の振り返り。 Tree 系は RandomForests を、Linear 系は LogisticRegression をやったよね? フルスクラッチで実装もできたよね?じゃあ、大丈夫だ。

そして、最後の最後に Machine Learning と倫理についてのお話。ここは飛ばしました。