はじめに

Lombokという Javaのライブラリが便利。

アノテーションを使うことで、getter, setter, toStoring, コンストラクタなどの、

定型的なコードを自動生成することができる。

gradleでのインストール

gradleでは、build.gradleのdependenciesに以下の行を追加する。

dependencies {
    compileOnly org.projectlombok:lombok:1.16.18
}

IntelliJ IDEAでの設定

まずは、プラグインを入れる。ツールバーのFile -> Preferences -> Plugins から、

Lombokを検索して、インストール。

次に、コンパイル時に、アノテーションからコードを自動生成する機能を有効にする。

Preferences - Build, Execution, Deployment – Compiler – Annotation Processors を開き

Enable annotation processing をチェック。

ここまでできたら、IntelliJを再起動。

使用例

いろいろと便利な機能があるのだが、つまみぐいして紹介。

@Getter/@Setter

このアノテーションを使うと、getter/setterを自動生成してくれる。

class Parson {
    private @Getter @Setter String name;
}
  • getName()
  • setName()

@ToString

このアノテーションを使うと、toStringを自動生成してくれる。

@ToString
class Parson {
    private @Setter String name;
}

Person(name=mikan) とか表示される。

@Data

getter/setter/コンストラクタ/toString/equals/hashCode 自動生成。すごい。

@Data
class Group {
    private String name;
}

@AllArgsConstructor

フィールドを持つ変数を引数にするコンストラクタを自動生成。

@AllArgsConstructor
class Group {
    private String name;
    private int id;
}
  • Group(String, int)