ev3dev で Python の開発をするには、Visual Studio COde をローカル PC でつかうのがよさそう。

サーバ上でコーディングすると、サーバからのレスポンスが遅くてイライラする。

なので、ローカルで編集したファイルをサーバにアップロードする方式のほうがよさそう。

VS Code なら ftp-sync という拡張機能があり、保存のたびに サーバとローカルのフォルダの同期が走る。

Visual Studio Code の設定メモです。

環境

  • Ubuntu 16.04 LTS
  • Visual Studio Code 1.13.1

Visual Studio Code

VS Code の本体を手に入れる。

deb をダウンロードして、以下でインストール。

$ sudo dpkg -i code_1.13.1-1497464373_amd64.deb

anaconda

anaconda をつかって、専用の環境を用意する。

# ev3 環境を作成
$ conda create -n ev3
$ activate ev3

# python をインストール
$ conda install python

VS Code の ファイル > 基本設定 > 設定を選択。

ユーザ設定ファイル setting.json が作成される。setting.json に python のパスを追記する。

"python.pythonPath": "/home/tsu-nera/anaconda3/envs/ev3/bin/python",

ev3dev-lang-python

ev3dev ライブラリをインストール。

$ git clone https://github.com/rhempel/ev3dev-lang-python.git
$ cd ev3dev-lang-python
$ python setup.py

pylint

pylint をインストールすることで、エラーチェックを有効化。

$ conda install pylint

autocomplete

ev3dev-lang-python の API のコード補完ができない。

PyCharm だとこの辺ができるんだけどな。。。。解決策探し中。

拡張機能

python

Python で開発するための必須機能。

ftp-sync

VS Code のキモの拡張機能。sftp を利用してサーバとフォルダを同期する。

以下のように、ftp-sync.json を設定する。

sftp は port22 に変更することに注意。remotePath は同期したいサーバ上のフォルダ。

{
    "remotePath": "./experimentals",
    "host": "ev3dev.local",
    "username": "robot",
    "password": "maker",
    "port": 22,
    "secure": false,
    "protocol": "sftp",
    "uploadOnSave": true,
    "passive": false,
    "debug": false,
    "privateKeyPath": null,
    "passphrase": null,
    "ignore": [
        "\\.vscode",
        "\\.git",
        "\\.DS_Store"
    ],
    "generatedFiles": {
        "uploadOnSave": false,
        "extensionsToInclude": [],
        "path": ""
    }
}