ウォートン・スクールの本当の成功の授業 - リチャード・シェル を読んだ。

本の内容

本書は、二部構成になっている。それぞれの部で、以下の質問の答えを自分で導く。

  • 成功とはなにか?
  • どうやって成功するか?

目次

各概念を説明するためのエピソードが多い印象を受けた。結論を知りたければ,各章の要点は、ほんの末尾にまとめられているので、そこを読むのがよい。また、Amazon の紹介文も大変参考になる。ここでは、概要は省略。

  はじめに 自分の道を見つける「2つの大きな質問」
  第I部 第1の大きな質問「成功とは何か?」
  第1章 成功とは「自分らしい人生」を選ぶこと
  第2章 成功とは「幸せ」になること 
  第3章 成功とは「地位・名声・富」を得ること
  第4章 成功とは「やりがいのある仕事」
  第 II 部 第2の大きな質問「どうやって成功するか?」
  第5章 素質──「うまくできること」を見極める
  第6章 モチベーション──自分に火をつける
  第7章 自信──リスクを恐れず前に進む
  第8章 集中──情熱・想像力・直感・理性を集中させる
  第9章 信頼性と対話──人を動かす
  おわりに それぞれの道へ

感想

成功するとはなんなのか、それは自分できめなければいけない。これは衝撃を受けるとともに、もっともだと思った。自分の抱く成功というものが、マスメディアによって植え付けられたものだと気づいた。

大学生のとき、人生の意味について悩んでいた。色んな本を読み、色々な考え方に触れたものの、しっくり来るものはなかった。そんなとき、カウンセラーは言った。「人生の意味は自分で決めなければいけません。人が決めたものは信じられないでしょう」そのとおりだ。自分で決める、これが大事なことなんだ。成功に関しても、富や名誉ではなく、自分自身で決めた成功を全うすることが大事なのだ。

現在会社を休職していて、将来が全く見えない不安な日々が続いていたので、成功への道筋が見えたことで、生きることへのやる気が出てきた。人間は、目標があると、頑張れる。本書は、生きるチカラを与えてくれる本だ。

2 つの質問に対する自分の答え

成功とはなにか?

  • 数学とプログラミング(機械学習)を通じてお金を稼ぎ、テクノロジーの発展に貢献すること。
  • 英語を駆使して、世界で活躍するソフトウェア開発者になること。
  • 常に努力を怠らず、目標を持って仕事に情熱を燃やすこと。
  • 幸せな家庭を築くこと。

どうやって成功するか?

以下のことをつねに心がける。

  • 小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道
  • スピードよりも着実な理解を優先する
  • やる気がでないときは勉強する意味を考える
  • 達成よりも学習の過程を重視する
  • 屈辱をモチベーションに変える
  • この世で目標を達成するために与えられた時間には限りがある
  • 才能は努力で克服できる、努力は必ず報われる。努力次第でいくらでも上達できる
  • 他人と自分を比較しない、自分は必ず目標を達成できる。自分を信じること

SelfCheck に対する自分の回答

第 1 章: 6つの演習

私は、石工を一番の幸せな人生に選んだ。これは、内発的動機だけで十分にやりがいを感じられるということ。第二に、プロテニスプレーヤーを選んだ。これは、認められた人生でたゆまず努力する人生。逆に6番目に選んだものは、教師。高い水準の成功を成し遂げるために貢献する人生。他人への貢献が気に入らなかった。

第 2 章

  • 瞬間的幸せには、セックスを選びました。
  • 総合的幸せには、数学とプログラミングをつかってお金を稼ぐことを選びました
  • 魂の経験には、幸せな家庭を築くを選びました。

第 3 章: 宝くじの演習

100 億 円 を 手 に し たら、自分はどう行動するか?私ならば、大学に再入学し機械学習の研究を一日中、ずっとしていたい。

第4章

この章で、自分にとっての成功を定義する。以下のように定義した。

  • 数学とプログラミング(機械学習)を通じてお金を稼ぎ、テクノロジーの発展に貢献すること。
  • 常に努力を怠らず、目標を持って仕事に情熱を燃やすこと。
  • 英語を駆使して、世界で活躍するソフトウェア開発者になること。

  - 幸せな家庭を築くこと

第5章 性格の強みテスト SAME

社交的スタイル 行動傾向 思考傾向 感情的気質
内向性 100 計画型 50 実用型 50 情熱型 50
協調型 50 張り詰め型 50 分析型 50 現実型 100
平和型 50 決行型 50 革命型 50 感情抑制型 100
率直型 100 慎重型 50 特化型 100 ストレス虚弱型 50
  • 大学 教授 ─ ─ 内向 型、 知識 型、 分析 型、 特化 型 が近い。

第 7 章

自信 の セルフ チェック   心 の 支え と なる 言葉 を くれ た 人

おじいちゃんに、お前なら大学に合格できると言われた。

自信 の セルフ チェック 2 自信 を つけ て くれ た 経験

うつ病による休職体験、その克服。

第8章

目標 達成 プロセス の セルフ チェックあなた 自身 の 目標 を 振り返る->パス 思いつく目標達成の体験がないので。