SoftSkills ソフトウェア開発者の人生マニュアルを読んだ。

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書評は Amazon によく書かれているので、そちらにゆずる。

この記事では、自分、が分章を読み、なにを考えたかを書いていく。

自分を事業者だと思う

自分 の こと を 事業者 だ と 考える よう に なる と、自分 という 事業 の ため に 優れ た 判断 を 下せる よう に なる。自分自身 の 業績 とは あまり 関係 の ない「 いつも の 給料」 を もらう こと に 慣れ て しまう と、自分 は 会社 の 従業員 に 過ぎ ない という マインド セット に 簡単 に 染まっ て しまう。

マインド セット を、 雇用 契約 で 縛ら れ た 奴隷 から、自分自身 の 事業 を 経営 し て いる 事業者 に 切り替える.

サラリーマンの自分には痛い言葉だ。自分は、いつもの給料をもらうことに慣れている。事業主などつゆにも考えたことがなかった。自分の生涯は全て会社が握っていると思っている。なぜか?それはは、サラリーマンでないという安定が怖いからだ。

目標を定める

今 こそ 目標 を 決め なけれ ば なら ない。明日 では なく、 ましてや 来週 では なく、 今 すぐ 決める の だ。はっきり と し た 目標 を 決め ず に 踏み出し た 一歩 一歩 は、 すべて 無駄足 で ある。キャリア の 目標 を 決め ず に、 ランダム に 人生 を 歩ん で いっ ては なら ない。

5 ~ 10 年 後 の 自分 を どう し たい のか。少し 時間 を かけ て、 その こと について 考え て みよ う。

自分は、機械学習を専門とする職業に転職して、専門的な仕事をしたい。今は、なにも知識がないけれども、5~10年かけて機械学習を学習すれば、いつかは転職のチャンスがやってくるはずだ。

その前に TOEIC900 を取得したい。なぜ、900 なのか?それは、面接官に努力できる人ということをアピールしたいがためだ。 860 よりも、900 のほうがインパクトがある。だから、900 を目指すのだ。早く 900 を取って、TOEIC を卒業する。英会話と機械学習の勉強にシフトする。2年以内に 900 を達成して、 5 年以内に機械学習と英会話の基礎を身につける。5年後から先は、転職活動を開始する。それが、私の目標だ。

専門分野を確立する

専門 特化 の 法則: 専門 性 が 高けれ ば 高い ほど、チャンス の 数 は 減る。 その 半面、 チャンス を 獲得 する 可能性 は 高く なる。

最初 に はっきり さ せ て おく べき は、 どんな タイプ の ソフトウェア 開発 を し たい か

多く の プログラミング 言語 を 使える よう に し て おく と、 キャリア の 上 で 役立つ だけで なく、ひとつ の 限ら れ た テクノロジー、 ひとつ の プログラミング 言語 しか 知ら ない 人々 よりも、はるか に 貴重 な ソフトウェア 開発 者 に なる こと が できる。しかし、 何 でも 屋 として 自分 を 売り込む のは とても 難しい という こと なの だ。

まず 専門 特化 に 取りかかり、 あと で 多才 に なれ ば いい。

自分の専門分野はなんだろうか?組み込みソフトの会社に所属しているが、特別組み込みソフトに詳しいというわけではない。今まで、C 言語、Ruby, Java で開発を行ってきたが、どれも得意とはいえない。つまるところ、自分には専門分野がない。

そのかわり、いろんな言語を学んできた。MOOC を利用して、2ヶ月に1つは新しい言語に挑戦していた時期もある。しかし、そのどれもが、今コードをかけるかといわれると、書けない。本気で取り組んだわけではないので、忘れてしまった。

たくさんの知識に触れれば、自分の興味がある分野が見えてくると思っていた。これから、市場価値を出すには、専門分野を持たないといけない。関数型言語や機械学習に興味がある。これを自分の専門領域にしたいと考えた。

マーケティングをする、自己をブランド化する

偉大 な ミュージシャン と スーパースター の 本当 の 違い は、 マーケティング に過ぎ ない。 マーケティング は 才能 を 数 倍 に する。 マーケティング が よけれ ば よい ほど、才能 に 掛け られる 数値 は 大きく なる。ソフトウェア 開発 者 で ある あなた が、この 重要 な スキル を ぜひとも 学ば なけれ ば なら ない のは その ため だ。

マーケティング を 一言 で 説明 する と、 製品 や サービス と それら を 必要 と し て いる 誰 かを 結び付ける こと

自分 の マーケティング は、 個人 ブランド から 始まる。

すべて の 人々 に すべて の もの を 提供 する こと は でき ない ので、ターゲット オーディエンス( 顧客 候補) を 狭め、 ニッチ を 生み出さ なけれ ば なら ない。

マーケティングなんて言葉を考えたことすらなかった自分にとって、この主張は衝撃である。たしかに、スゴイとおもうエンジニアはブランドを持っている。自分のブランドはなにか?なにもない。これから確立しないといけない。ニッチなものを。 確立しようと努力しようとした時期もあった。TDD, Clojure, MOOC その全てが途中で終わってしまった。どうも、自分には忍耐力がないのかもしれない。粘り強く、自分を売り込めるレベルまで、ある分野を極めることが大事。

ブログを書く

定期的 に ブログ を 書く こと を 自分 に 課する と、 コンスタント に スキル に磨き を かける こと が 義務付け られる こと になり、自分 の 専門 領域 の 知識 を 最新 状態 に 保つ こと が できる。

多く の 有名 な ソフトウェア 開発 者 は、 ブログ の 成功 から 今 の 名声 を 直接 得 て いる。

ブログ が 成功 すれ ば、 数 十 万 の 人々 に 自分 を 知らせる こと が できる。ブログ は、 自分 を マーケティング する ため の 方法 として は 安く て 簡単 で あり、しかも、 自分 の 名前 を 外 に 出す ため に きわめて 役立つ。

たくさん 書く こと だ。 もっとも 大きく 成功 を 収め て いる ブロガー のなか には、 毎日 書く こと を 何年 も 続け て いる 人 が いる。

何 よりも 大切 なのは、 規則的 な スケジュール を 選び、それ に 従う こと だ。 ブログ を どれ くらい 早く 成功 さ せ られる かは、頻度 によって 決まる。 少なくとも 週 に 1 度 の 頻度 で ブログ を 書く こと を 強く お 勧め する。

質 の 高い コンテンツ を 書く よう に し なけれ ば なら ない。

自分 の 利益 の ため に なる こと しか せ ず、他人 の ため に 本当に 価値 の ある もの を 生み出さ なけれ ば、自分 を マーケティング する ため の 手法 として 正しい こと を すべて やっ た として も、 成功 し ない だろ う。

恥ずかしながら,一年間このブログを放置していた。技術に触れるのを避け、TOEIC の勉強をしていたからだ。しかし、私はソフトウェア開発者として生涯生きていく覚悟を決めたので、ブログは更新していきたい。週一でブログの更新をするように心がけよう。そして、リピーターを再び取り戻そう。

価値のあるコンテンツを配信して、他の人の利益を考えよう。この書評は完全に自分のことを書いているが・・・

燃え尽き症候群

私 たち は、 新しい もの には 最初 は 熱狂 し、 やる気 が 出 て くる もの だ。しかし、 時間 が たつ につれ、 それ が だんだん 当たり前 になり、さらに は 嫌い に なる ところ まで 進ん で しまう こと が 多い。

私 たち の 大半 は、 燃え尽き 症候群 に 陥る こと を もう 終わり だ と 考え て しまう。その 先 を 見る こと が でき なく なる。モチベーション や 興味 が なくなっ た の だ と 思い、そこ から 離れ て ほか の こと をやら なけれ ば ならない。

この 燃え尽き 症候群 の 感覚 は まったく 自然 な こと で あり、 深刻 な 問題 の 兆候 では ない。

何とか し て 壁 を 通り抜ける の だ。

壁 の 向こう 側 にさえ 行けれ ば、 突然 あらゆる こと が 簡単 になり、モチベーション と 興味 が 蘇っ て くる。 始め た ばかりの 新しい 取り組み では、モチベーション、 興味 とも 高い 水準 に なる が、マスター し た もの に対する モチベーシと 興味 も 高い 水準 を 維持 する。

私は、燃え尽きてしまった。技術に興味がなくなり、一年間このブログを放置していた。しかし、時間がたち、再び技術についての興味が湧いてきた。燃え尽きは自然なことと書かれていて、魂が救われる思いがした。自分だけではないのだと、思った。良い文章に救われた。