最近、MOOC の講座を試してみるが、継続しないで途中であきらめることが多い.
MOOC の講座を受けつづけてもうすぐ 2 年が経とうとしている.20 以上、講座を受けた.
そろそろ、飽きてきたときなので、心のもやもやを文章にしておこうと思う.
応用できない知識が多い
これが、途中でやめようかなと思う理由の中の大きなもの.
これって、なんの役に立つのだろう?と思ってしまうと止めてしまう.
勉強しても、それを現実の仕事に応用できないものも多い. 多分転職しないと無理そうなものも多く勉強した.
それらは、勉強しているときは楽しいのだけれども、 それが終わると瞬く間に忘れてしまう.
浅い知識はに忘れてしまう
MOOC の講座は多分野に渡っている.
今まで、興味があるものはとりあえずすべて Greedy に手を出してきた. その結果、中途半端な知識が多く積み重なった気がする. どの領域にも、深く突っ込んで血肉になった知識がないことに気づいた.
大学で勉強したことは、月日が経てば忘れてしまうように MOOC を利用した勉強も、講座を受講してから時間が経つと忘れてしまう. これは仕方がないことなのだろうか?
今振り返って見ると、努力の割にはあまり残っているものがないような気が してガッカリする.
苦手意識を取り除くことができた
よい面もある. 苦手意識を取り除くことができた.
ハードの知識を身につけた
自分は組込みソフトのエンジニアなのだが、 ハードウェアの知識が乏しかった. しかし、以下の講座を受講することで ハードウェアの仕組みを大まかに理解できた.
- {edX}Embedded Systems – Shape The World ずっと受けたかった組み込みソフト開発の授業 | Futurismo
- ハードウェアの仕組みを学ぶ!coursera で From Nand To Tetris Part1 を受けた | Futurismo
- 他人のコードに INCEPTION する!coursera で The Hardware/Software Interface を受けた | Futuri…
ハードを知らないということを引け目に思っていたので、この思いを払拭できた.
たくさんの言語に触れた
また、手続き型の言語ならば大抵の言語は出来る気がした. MOOC を始めるまで、じぶんは C 言語しかつかいこなせなかった. MOOC を通じて、あまりに多くの言語に触れることができた.
Java, C++, Ruby, Python, Oz, R, Scala, Haskell
言語を知らないという劣等感も払拭することができた.
学生時代のだらしない自分を許そうと思った
当初は、MOOC を通じてコンピュータサイエンスを再びやり直そうと考えた. 自分は、大学でほとんど勉強をしなかった. 院も出ていない. そのことをとても後悔していた. なので、大学での勉強をやり直したいという思いで MOOC に取り組んでいた.
結果的に、コンピュータサイエンスをやり直せたか?といわれると、 やり直せてない気がする…
しかし、この 2 年間はよく学習したので、 学生時代に怠けていた自分も許せるような気がしてきた.
これからは知識を深める努力を
ひとつの本を読み終わったら、それに関係する別の本を読み、 その繰り返しで知識が深まっていくのだと思う. 対象を絞り込まずに MOOC を漠然と受けていても、知識は深まらない.
MOOC を通じて、関数型言語が今後重要になると感じた. これからは、関数型言語に注力して、知識を深めて生きたいと思う.