はじめに

なぜ学ぶのか?

この言葉を Google で検索すると, なぜか NHK 大河ドラマの花燃ゆばかりが引っかかる.

というわけで, 今日はプログラマとして自分はなぜ学ぶのかを考える.

組織を守るため

会社の生存競争に勝つために, 最新技術を学びつづける.

技術は日々進歩する.

プログラマは最新技術についていかないと生きていけない, 競争に負けてしまう.

このことは, 結構差し迫ったシビアな問題だ. 現在努めている職場も, 皆が最新技術を学ぶことに執着しなければ, この先も仕事があるか危うい

職を得るため

お金を得るために, 知識を得る.

プログラマは, 技術があれば, たとえ会社が倒産しても生きていける. また, 技術があれば, いろんなチャンスに手をあげることができる.

この 1 年で, 自分は Ruby, Java を利用するプロジェクトに関わることができ た.その理由のひとつは, 独学で言語をたくさん学んでいたからだと思っている.

自分の可能性を広げるため

自分の可能性を広げるために, 学ぶ.

学べば学ぶほどに, 自分ができることが広がっていく. それが, プログラミングの世界.

様々な領域の技術や知識があれば, いざなにかをやろうと考えたときに, できることが広がる. ハックするために学ぶのだ.

チャンスが生まれたときに, 手をあげることができる. そのために, 爪はいつでも研ぎ澄ませておく必要がある.

志を為すため

なぜ学ぶのか, 己れの志を為すために学ぶ.

以下の記事にも書いた.

志はなんだ? それは, すごいプログラマになること.

自分は, いったいなにができるのだろう? いつもかんがえている. それは, なにもできないから, そのことが不安だから.

自分がなにかをするために, そのなにかを見つけるために, 学ぶ. 未だに, 青年モラトリアムを抜け出せないでいる.

知的絶景を眺めるため

知的絶景を眺めるために学ぶ. 爽快感を得るために学ぶ.

疲れるのに, なぜ山上りをするのだろう. それは, 美しい景色を見るため.

なぜ眠いのに, つかれているのに, 本を読むのだろう. それは, 知的絶景を眺めるため. それは同じことではないか?

苦しいことよりも, それを乗り越えたときにある快楽を求めているのだ. ここまでつらつらと思うことを書いてきたけれども, 一番の動機はこれでは ないかとおもう. 快楽のためという, だらしない理由.

好きな交響曲に, ブルックナーの交響曲第 5 番がある.

旋律やリズムがいくどとなく繰り替えされて, カタチを買えていく. 最後には, 壮大なフィナーレに至る.

そういうものを, 学びに求めている. たとえば, こういうやつ.