最近引越しをした. 引っ越す前の町には電源カフェがたくさんあったのだが, 引越し先では, 電源が利用できるカフェが少ない.
なので, ノート PC (ArchLinux) のバッテリを長持ちさせる方法を模索してみた.
バッテリ確認
残りバッテリーを調べる
apci コマンドで, バッテリ状態を見ることができる.
$ apci -b
cbatticon
システムトレイ用のバッテリアイコン.
エコの設定
明るさ調整
明るさを低くすることで, バッテリを長持ちできる.
xcalib
xcalib で, コマンドラインから明るさを調整できる.
# 設定クリア
$ xcalib -c
# 明るさを 70
$ xcalib -co 70 -a
laptop-mode-tools
laptop-mode-tools は, ラップトップ PC の電源を, 使用状態に応じて適切に調整してくれるツール.
初期設定はここ. /etc/laptop-mode/laptop-mode.conf
起動方法
# サービス登録
$ sudo systemctl enable laptop-mode
# 再起動
$ sudo systemctl restart laptop-mode
# 手動起動
$ sudo laptop-mode auto
# ステータス確認
$ sudo laptop-mode status
追加インストール
- apcid で laptop-mode-tools から 電源管理.
- hdparm で Hard Disk の回転数をセーブ.
バッテリーが少なくなったらサスペンド
以下を記述することで, バッテリが少なくなったときに, 自動的にサスペンド状態にする.
/etc/udev/rules.d/99-lowbat.rules
# Suspend the system when battery level drops to 2% or lower
SUBSYSTEM=="power_supply", ATTR{status}=="Discharging", ATTR{capacity}=="2", RUN+="/usr/bin/systemctl suspend"
SUBSYSTEM=="power_supply", ATTR{status}=="Discharging", ATTR{capacity}=="1", RUN+="/usr/bin/systemctl suspend"
SUBSYSTEM=="power_supply", ATTR{status}=="Discharging", ATTR{capacity}=="0", RUN+="/usr/bin/systemctl suspend"