毎晩お風呂の中でゆでダコになりながら, 『プロになるための Web技術入門』を読みました.
目的: Web アプリケーション開発の基礎を身につけるために
現在, coursera を利用して web アプリケーションの仕組みを学んでいる.
コンテンツ的にも, 英語的にも, よくわからないので, 平易に Web の仕組み について書いてある本で基本を学びたいと思って, ゆでダコになった.
また, この本は, 3 ヶ月前に購入したまま積ん読になっていた.以前も, coursera で rails を利用した web archtectures を学んだはずなのだが, 身体 に知識がしみこんでいない.とても虚しく感じるので, 改めて学んでみた.
感想: 初心者にやさしい平易な入門書
この本は, Amazon の口コミでは分かりやすいと評判. また, 会社のできる社員のデスクにはこの本がなぜか置いてある.
うわさどおりの分かりやすい内容
そして, はたして, 分かりやすさは本物だった
- 身近な比喩
比喩や例に合わせて, 概念が紹介されるので, わかりやすい.
- 技術の必要なった背景からの解説
その技術が*なぜ*必要とされたのかが時系列にかかれているため, Web の発展の横軸のなかで概念を理解していくことができることも, 分かり やすさにつながる.
- 平易
難しいことはかかれていない. 初心者をターゲットにしている.
HTTP も知らないのぉ~? にカチンときたら読むべき
自分は平均よりはそこそこ技術書を読んでいるほうだけれども, この本はお すすめである.
Web は普段当たり前のように利用しているが, それがどんな技術に支えられ ていているかを知ることは, 洋服の内側を覗き込むようなおもしろさがあ る.
自分のような, Web の仕事とは直接関わりがないひとで,HTTP の仕組みすら まともに理解していないことに恥じらいを感じている人は,
絶対に読むべき! 絶対に読むべき!
内容: シンプルかつ王道ではないですか?
Web 技術について, 歴史的な理由を含めて解説されている.
簡単にキーワードを抜き出すと以下の通り. これらの概念が順番に解説され ていく.シンプルかつ王道だ.
これらの概念をすらすらと説明できますか? ボクはできません (だめじゃん)
- サーバ, クライアントモデル
- HTTP プロトコル
- IP アドレス
- URL, URI
- GET, POST
- CGI
- Cookie
- Session
- Web システム構成
- WEB サーバ
- DB サーバ
- アプリケーションサーバ
- Web アプリーション
- JSP
- サーブレット
- フレームワーク
- Web アーキテクチャ
- MVC Pattern
- layer Pattern
行動目標: CIFS プロトコルと HTTP プロトコルの比較
さて, 概念はなんとなく理解した.
次の目標はこういうものを実装するところだ.まず, 直近の目標としては, coursera の今受講している講座を完了させること.
また, 今は仕事で CIFS 関連の仕事をしている. なので, HTTP プロトコルについて はもう少し深くまなんで, CIFS プロトコルとの比較を行いたい.
さらには, ちょっと仕事で OpenStack もかじることになるかもしれない. た ぶんほんのちょっと. 個人的に注目している Software-Defined Storage も Web サービスであることを知った.この Web 知識をベースにして, そういう Restful な Web サービスをもっと理解したいところだ.