前回、Linux Mintをインストールしたので、今回はその後の設定についてまとめます。
日本語入力環境の構築
デフォルトでは日本語がまず入力できません。なので日本語を入力できるようにします。
ソフトウェアを取得するリポジトリの変更と更新
日本国民ならば、パッケージを取得するための公式リポジトリは日本のミラーサイトに設定するべき。設定のソフトウェアソースを開き、公式リポジトリのミラーサイトを日本の国旗がかかれているものに変更。
https://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/linuxmint/packages/
https://ftp.riken.jp/pub/Linux/ubuntu/
ソフトウェアを更新する。
$ sudo apt-get update
ディレクトリ名の英語表記
ホーム配下にあるディレクトリ(ピクチャやドキュメントなど)は日本語表記だが、コマンドラインとの相性を考えると英語の方がよいので変更する。
$ env LANGUAGE=C LC_MESSAGES=C xdg-user-dirs-gtk-update
WorkSpace数の変更
WorkSpace数はデフォルトで2つだけれども、4つに変更する。
$ gsettings set org.cinnamon number-workspaces 4
テーマと背景を変更する
テーマや背景は趣味で変更。
メニューの色も変更してみる。gtk-theme-configというツールをつかう。
$ sudo apt-get install gtk-theme-config
インストールしたらメニューから Theme Configurationを選択。
Emacsを利用すると、256色つかえなかった。環境変数に以下を設定する必要がある。
$ export TERM=xterm-256color
フォントの変更
デフォルトフォントは、Sansというフォント。これをプログラミングフォント、Rictyに変更する。
Windows(NTFS)ファイルシステムをマウントする
Linux側からWindowsのドライブをマウントすれば、Linux側からもWindowsのファイルが利用できて便利です。以下にまとめました。
ディスプレイ明るさの調整
ノートPCなので、バッテリーを利用しているときは、ディスプレイの明るさを落として電力を節約したい。xbacklightdをインストールする。
sudo apt-get install xbacklight
調整は以下のコマンドで実施。setの後ろの数字で調整。
xbacklight -set 80
Applications
各種アプリケーションを入れます。
zsh
端末のシェルをzshにします。
$ sudo apt-get install zsh
$ chsh
git
Gitをインストール
$ sudo apt-get install git
続けて、githubと連携。以下のエントリも参照。
githubで管理しているdotfilesを落としてきます。
Ruby
rbenvを利用してインストール
git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git ~.rbenv
mkdir -p ~/.rbenv/plugins
cd ~/.rbenv/plugins
git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git
rbenv install 2.1.0
rbenv global 2.1.0
rbenv rehash
エラーした。
configure: error: in `/tmp/ruby-build.20140102130128.5783/ruby-2.1.0':
configure: error: C compiler cannot create executables
この方法を試すとうまくいった Home · sstephenson/ruby-build Wiki
apt-get install build-essential autoconf libssl-dev libyaml-dev libreadline6 libreadline6-dev zlib1g zlib1g-dev
CC=/usr/bin/gcc rbenv install 2.1.0
Eclipse
この記事がとても参孝になりました。ありがとうございます
Linux版のEclipseを公式サイトからインストールします。/opt/eclipse配下に展開。以下で起動確認。
% /opt/eclipse/eclipse
起動できたら、日本語化します。Pleadesプロジェクトから日本語に必要なファイルをダウンロードして、feature,pluginsに上書き。
eclipse.intの最後に以下を追加
-javaagent:/opt/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
Eclipse環境の引越し方法はEclipse年次バージョンアップ時の移行方法について調べたを参考。
Wine
Windowsから引っ越してきたならば、必須のツール。なんとWindowsアプリがLinuxで利用できるのだ!Cygwinみたいなもの。
$HOME/.wine配下にCドライブのようなものができて、そこにアプリがインストールされる。
Evernote
Wineを利用して、Evernote for windowsをインストール!Winowsのホームディレクトリ/AppDate/Local/Evernote/EvernoteにEvernoteのデータがあるため、ここにシンボリックリンクをはることで、LinuxとWindowsでデータを共用。
その他、趣味に合わせてツールをドンドン導入。
- Google Chrome
- freemind
- Emacs