LinuxでMarkdownを書くためのよいエディタを探していたところ、ReTextというツールを見つけたので紹介。
ReTextとは、MarkdownやRestructuredTextをかくためのエディタ。特徴は以下。
- MarkdownやRestructuredTextでかかれたファイルをリアルタイムプレビューできる。
- HTML シンタックスハイライト
- PDF, ODT, HTML, Google Docs へのエクスポート
- HTML生成
今まではWindows環境で MarkdownPadを利用してブログ記事を作成していた。
畜生、ブログエディタ変更だ!Windows上のMarkDownPadで編集してWordPressに投稿する | Futurismo
Linux環境でも同等の機能を持つものを探してたので、このReTextが利用できそうだ。
Mint Linuxでのインストール方法は以下。
sudo add-apt-repository ppa:mitya57
sudo apt-get update
sudo apt-get install -y retext
Error
以下のエラーが表示されてプレビューを見ることができきない。
ファイルの内容を解析できません。必要なモジュール がインストールされているか確認してください。
コンソールから起動してみるも、こんなメッセージが表示される。
READMEをよくよく読んでみると、Python3.2以上で動作するとのこと。
また、Markdownを利用するには、追加のパッケージが必要とのこと。
システムのPythonのバージョンを調べてみると、Python 2.7.
$ python --version
Python 2.7.5+
Linuxには、現在 Pythonが2種類デフォルトでインストールされているようだ。
$ python3 --version
Python 3.3.2+
$ python --version
Python 2.7.5+
つまり、Python3には markdownがインストールされていなかった。Python3にパッケージをインストールするには、pipではなくてpip3を利用する。
sudo pip3 install markdown
sudo apt-get install python3-pip
これでエラーせずに表示されるようになった。