SnapCrab_~_2013-5-19_20-46-31_No-00

最近イタク感動を覚えた記事が以下です。

卜部昌平のあまりreblogしないtumblr - 俺の .screenrc が火を吹くぜ

スッゲー!Σ(゚Д゚ノ)ノ

いつかはこんな画面を目指して自分も精進しようと決意しました。screenはデフォルトでは横分割しかできないけれども、開発版のscreenはなんと縦分割が可能!ということで、開発版のscreen(version 4.1.0)をソースからコンパイルしてみました。

縦分割はtmuxも実現可能。最近はtmuxが熱いらしい。screenは終わったとかうわさをきいたが、Google検索調査ではこんなかんじだった。

screenとは

screenとは、GNU プロジェクトのひとつ。今は、

GNU Screen - GNU Project - Free Software Foundation

仮想端末作り出し、端末を切り替えながら作業することを助けるツール。一つのコンソール上で、バーチャルなコンソールをいくつも作成して、それらをコマンドラインから切り替えられる。Emacsでも画面分割ができるが、あれをコンソールで実現する感じ。

コンソール画面を10個くらい開いている自分にとっては神ツールだ。

最新版 GNU screeenをインストールする

最新版は、ソースからコンパイルして、インストールする。

事前準備

以下のツールがコンパイルに必要なので、まだCygwinに入っていない場合はインストールすること。

  • gcc4
  • autoconf
  • automake
  • libncurses-devel
  • git
  • libcrypt-devel
  • ncurses(make installするとき、tieというコマンド実行で必要っぽい。これでえらーした)
$ apt-cyg install gcc4 autoconf automake libncurses-devel

gccのバージョンは4である必要があるので、一応確認。

$ gcc --version
gcc (GCC) 4.5.3
Copyright (C) 2010 Free Software Foundation, Inc.

ソースの取得

githubより取得して、github用のスクリプトを実行します。

$ git clone git://git.sv.gnu.org/screen.git
$ cd screen/src
$ ./autogen.sh

./configureを実行。デフォルトでは/usr/bin配下にインストールされるので、自分でインストール場所を変えたい場合は、./configure -prefix=“hogehoge/hogehoge"で指定する。また、-enable-colors256を指定すると、256色が利用できる。

これでMakefileが生成されたらmakeする。

$ ./configure
$ make
$ make install

インストール完了!ミッションコンプリート!!━━v(o´∀`o)v━━

$ screen -v
Screen version 4.01.00devel (GNUc2cd059) 2-May-06

GNU screen最新の縦分割を試す

縦分割について

縦分割を実行するには、(デフォルトでは) Ctrl + a, |でいけます。

横分割は Ctrl + a, Sです。

グレイトな結果ですね。

256色の設定について

minttyで256色を有効にするには、.screenrcに以下を追記するとよい。

TERM=xterm-256color screen

Cygtermだとこのリンクが参考になる。

.screenrcの設定や開発版の新機能の探検はまた今度で。

オススメ書籍

余談だけれども、screenについては以下の本で解説されている。zshの本なのに。。。

https://amzn.to/3cKqd1b

参考