最近イタク感動を覚えた記事が以下です。
卜部昌平のあまりreblogしないtumblr - 俺の .screenrc が火を吹くぜ
スッゲー!Σ(゚Д゚ノ)ノ
いつかはこんな画面を目指して自分も精進しようと決意しました。screenはデフォルトでは横分割しかできないけれども、開発版のscreenはなんと縦分割が可能!ということで、開発版のscreen(version 4.1.0)をソースからコンパイルしてみました。
縦分割はtmuxも実現可能。最近はtmuxが熱いらしい。screenは終わったとかうわさをきいたが、Google検索調査ではこんなかんじだった。
screenとは
screenとは、GNU プロジェクトのひとつ。今は、
GNU Screen - GNU Project - Free Software Foundation
仮想端末作り出し、端末を切り替えながら作業することを助けるツール。一つのコンソール上で、バーチャルなコンソールをいくつも作成して、それらをコマンドラインから切り替えられる。Emacsでも画面分割ができるが、あれをコンソールで実現する感じ。
コンソール画面を10個くらい開いている自分にとっては神ツールだ。
最新版 GNU screeenをインストールする
最新版は、ソースからコンパイルして、インストールする。
事前準備
以下のツールがコンパイルに必要なので、まだCygwinに入っていない場合はインストールすること。
- gcc4
- autoconf
- automake
- libncurses-devel
- git
- libcrypt-devel
- ncurses(make installするとき、tieというコマンド実行で必要っぽい。これでえらーした)
$ apt-cyg install gcc4 autoconf automake libncurses-devel
gccのバージョンは4である必要があるので、一応確認。
$ gcc --version
gcc (GCC) 4.5.3
Copyright (C) 2010 Free Software Foundation, Inc.
ソースの取得
githubより取得して、github用のスクリプトを実行します。
$ git clone git://git.sv.gnu.org/screen.git
$ cd screen/src
$ ./autogen.sh
./configureを実行。デフォルトでは/usr/bin配下にインストールされるので、自分でインストール場所を変えたい場合は、./configure -prefix=“hogehoge/hogehoge"で指定する。また、-enable-colors256を指定すると、256色が利用できる。
これでMakefileが生成されたらmakeする。
$ ./configure
$ make
$ make install
インストール完了!ミッションコンプリート!!━━v(o´∀`o)v━━
$ screen -v
Screen version 4.01.00devel (GNUc2cd059) 2-May-06
GNU screen最新の縦分割を試す
縦分割について
縦分割を実行するには、(デフォルトでは) Ctrl + a, |でいけます。
横分割は Ctrl + a, Sです。
グレイトな結果ですね。
256色の設定について
minttyで256色を有効にするには、.screenrcに以下を追記するとよい。
TERM=xterm-256color screen
Cygtermだとこのリンクが参考になる。
.screenrcの設定や開発版の新機能の探検はまた今度で。
オススメ書籍
余談だけれども、screenについては以下の本で解説されている。zshの本なのに。。。