はじめに
EmacsはElispをインストールすることによって、どんどんパワーアップできるのが魅力だ。Elipsをつかうためには、ロードパスの通ったディレクトリで以下を実行すればよい。
$ curl -O [Elipsが置いてあるURL]
emacswikiなんかをURLに指定すると、そこからElispをダウンロードして使えるようになる。お手軽!
しかし、拡張機能のインストールをもっと手軽に実行できるツールがある。それが、
- auto-install
だ。
auto-install
auto-installのインストールと設定
以下のコマンドでまずは、auto-installをインストール。-O は大文字のオーだ。
$ curl -O https://www.emacswiki.org/emacs/download/auto-install.el
次に、設定を.emacsに記入する。
; ------------------------------------------------------------------------
; auto-install
; https://www.emacswiki.org/emacs/download/auto-install.el
; ------------------------------------------------------------------------
(when(require 'auto-install nil t)
;;インストールディレクトリを設定。.emacs.d/elispに入れる。
(setq auto-install-directory "~/.emacs.d/elisp/")
;;EmacsWikiに登録されているelispの名前を取得する
(auto-install-update-emacswiki-package-name t)
;;必要であればプロキシの設定を行う
;;(setq url-proxy-services '(("http" . "hogehoge")))
;;install-elispの関数を利用可能にする
(auto-install-compatibility-setup))
Emacs再起動して設定を反映する。
auto-installの使い方
以下のコマンドがある。
- M-x install-elisp RET URLから取得
- M-x install-elisp-from-emacswiki EmacsWikiから取得
- M-x install-elisp-from-gist → gistIDから取得
ここでは、xml-rpc.elを取得する。M-x install-elisp RETして、URLを入力。
https://launchpadlibrarian.net/40270196/xml-rpc.el
ダウンロードしたら、C-c, C-c でバイトコンパイルする。そうすることで、速くElispを読み込むことができるようになる。Emacsを再起動することなく、Elispが使用可能になっている。
ダウンロードからバイトコンパイルまでが、スムーズにこなせるのがいいですね~。
[https://www.youtube.com/embed/bYRAOaQYCWQ>}}