はじめに

プログラマーのライフハッカーなら誰もが一度はやったことがあること、それは時間管理のための管理術 ポモドーロテクニック。このfuturismoでも、なんども取り上げてきては紹介していた。

ポモドーロテクニックというのは 25分集中して、5分休むというものを繰り返していくこと。ポモドーロテクニックを用いることで、以下の気づ気を得られた。

  • 作業と休憩を明確に分けることができる
  • 作業に集中できる
  • 自分の作業見積ができる

今使っているポモドーロツール

今までいろんなツールを試してきたけれども、Webアプリであるtomato.esが一番いい。

Webペースなので、場所を選ばない。LinxuでもWindowsでも動く。シンプルな外観で、そこが気に入っている場所。ほかは、タスクを記録できるアカウント管理機能があったり、統計機能があったりする。そしてなんと、我らDeveoperのために、APIも公開されているのである。

しかし長続きしたりしなかったりする。長続きしない原因の一つが、忙しすぎて、5分休むことがもったいないと感じるからだ。本当に5分休むと効果があるの??その間仕事したほうがいいのではないのか?

ここで大事になってくるのは、休んだことによって集中力が増すかということ。腹式呼吸を深くすることによって、集中できるということをいろんなところで聞いたことがある。果たして、仕事中は複式呼吸をしているのだろうか?実は途中から 肺式呼吸となっているのではないか??

そんな疑問を解明するために生まれたのが、この spireというガジェット。

Spire

手のひらに収まってしまいそうな軽量さ。これをズボンのベルトの内側などに、設定しておく。

すると、Bluetoothで通信して、アプリ上のソフトでデータを解析して、今の呼吸の状態を把握することができる。これは私が探していたガジェットだ!

ポモドーロテクニックを利用すると、果たして本当に集中力があがるのか?集中力を客観的に測る尺度は?と考えてきた。ポモドーロテクニックで25分の作業が終わった時、5分間の休憩をとるが、このときにやることは?(本にはここで心を休めると書いてあった気がする)

その客観的な指標が呼吸が乱れないことではないか?常に一定の深い複式呼吸をしていると、ゾーンに入ることができるのではないか?逆にゾーンにはいるには、呼吸を整えればいいいのではないか?

そんな思いから、作業中の呼吸を取得したいと前々から思っていた。fitbitの存在を知った時、脈拍は集中力の記録に使えるのではないかと思ったが、いろいろ調べて脈拍はさほど関係なさそうだ。呼吸と集中力は関係ある。

ポモドーロテクニックと組み合わせる

こんなことを考えてみた。

  1. ポモドーロをこなす
  2. 休憩する。ここで、25分間の作業のレビューをする。
    • 集中力はどうだろうか?
    • 次にやる作業は?
    • 無駄なことをしていないだろうか?

1と2 を繰り返す。

これによって、呼吸駆動のポモドーロテクニックができる、というわけだ。

ちなみにこのガジェットは プログラムから操作できるようなAPI が公開されている。

で、少し触ってみたのだけれども、リアルタイムにデータが取得できない。日毎?のデータが取得できるようになっている。これではやりたいことができない。今後に期待です。