プログラミング Clojure 第 2 版をようやく読みきりました。

読むのにかかった時間は、36 時間 14 分. 流し読みしてこのくらい.

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本の構成

日本語で読める唯一のまともな Clojure 入門書.

全部で 10 章構成.1,2,3 章で、Clojure の基本的な文法を紹介する. 4 章以降、中級、上級向けの内容になってくる。 関数型プログラミング、状態、プロトコル、マクロ、マルチメソッドなどなど。 そして、最後の 2 章で、より実践的なアプリケーションを作成する.

感想

序文がやたらとカッコよかった.

  • Clojure はエレガントだ。
  • Clojure は「Lisp ・リローデッド」だ。
  • Clojure は関数型言語だ。
  • Clojure は並行プログラミングを簡単にする。
  • Clojure は Java を歓迎する。
  • Clojure は速い。

この序文とポールグレアムの本で, 誰もが Lisp ハッカーに憧れて Clojure の門を叩くのではないか?

しかし、内容は難しかった。

理解ができない部分が多々あり。 そういうところは流し読みして、老後の楽しみにして飛ばした。 1、2、3章は理解できたが、それ以降は正直理解したといえない.

これは、初心者向けの本ではない. Lisp や Java を熟知している人が Clojure を使ってみようという場合を想定してかかれている気がした. また、話の展開が早く、話題が次から次へとポンポン変わって、ついていくのが苦しい。

ただし、1,2,3 章で基本的な章を理解したので、 簡単なプログラムはかけるようになった.これからこの本読むひとは、 とりあえず最初の章を理解することを目標においてはどうだろうか?

日本語で出ている資料としてはこのプログラミング Clojure を 入門の入り口として選ぶひとが大多数だと思うが、 これを読みきって理解するひとは少ないのでは? 入門の敷居が高いところにも、Clojure が流行らない理由があるのではと思う.

ちなみに、入門には以下の MOOC がおすすめ.

これからどうするか

Clojure 力をつけるには、どうしよう。 ほかに日本語で読める本には目を通してしまった。選択肢としては、

どれもあまりパッとしないなぁ。答えはここでは出ませんでした。 このままだと、ここで Clojure の勉強がストップして先に進めない.