C/C++用の静的解析ツール、cppcheckを使って、静的コード解析をして、

解析結果をJenkinsで表示する方法を調べてみた。

CppCheckのダウンロード・インストール

以下の公式サイトから入手する。

https://cppcheck.sourceforge.net/

Cygwiinからでも入手ができた。

Cygwin使いの自分は、cygwin の setup経由で入手。

画像なくなりました

CppCheckを実行してみる

公式マニュアルはココ( var 1.56)

コマンドラインから、以下のコマンドを実行する。

cppcheck -enable=all hogehoge.c
cppcheck -enable=all hogehoge
ex.)
  
C:\mock_study>cppcheck -enable=all src
  
Checking src/numlib.c
  
1/2 files checked 22% done
  
Checking src/sample.c
  
2/2 files checked 100% done
  
Checking usage of global functions..

XML形式で結果を出力するには、xml オプションをつける。

これで、標準エラーでXML形式の結果が出力されるので、

リダイレクトでファイルに記録すればよい。

( 2> で標準エラーをリダイレクトできるんですねー、知らなんだ ; ~_ ~ ;

CppCheck Plugin を Jenkinsに入れて、静的コード解析結果をみる

Cppcheck PluginをJenkinsにインストールする。

[Jenkinsの管理] > [プラグインの管理] から Cppcheck Pluginを選択して、インストール。

プロジェクトの [設定] > [ビルド] で、cppcheckのコマンドを追加する。

[ビルド後の処理] に [Publish Cppcheck results]

という項目が追加されているので、選択。

Cppcheck report XMLsという項目に、xmlファイル名を追加する。画像なくなりました image_thumb20.png" alt=“image” width=“557” height=“142” border=“0” />]3

実行結果

Web画面でエラーが確認できる。

クリックすれば、ソースの該当箇所まで飛んでくれる。便利。

image

動作環境

  • Windows 7
  • Cppcheck 1.56
  • Cppcheck Plugin 1.11

参考ページ