年月を重ねると、5年、10年先の先輩に追いつくことができるのだろうか?

最近、このことをよく考える. プログラミングスキルだけを磨いていても、 一人前のプログラマにはなれない気がしてきた. 自分に足りないものはなんだろうか? それは、対話力のような気がしてきた.

対話力が足りない

もともと、会話することに苦手意識がある. 会話のない家庭に育ったからだと思う. 最近、自分の会話力のなさをよく痛感するようになった. 対話する力が自分には欠けている.

対話力は、理解力と説明力に分解できる. 両者に共通していることは、一番大切なことを伝えるということだ.

理解力

理解力は、相手の言っていることを理解すること. 話の中で、一番言いたいことを見つけ出して、 それを一段高い視点からとらえる行為. たとえば、進捗報告を聞くとすると、なにが原因で遅れが生じているのか、 ということが、もっとも聞きたいことだ。

説明力

説明力は、相手に言いたいことを伝えること. 話の中で、一番言いたいことを相手に伝えなければいけない. 伝えたいことと、その根拠を論理立てて相手に伝える行為.

対話力をつけるにはどうすればいいか?

以下が、対話力克服のために考えた改善方法だ.

  • 失敗記録をつける
  • 反復練習をする
  • 話を高い視点から眺める
  • 一番言いたいことを意識する

理解力

理解力をつけるためには、 論理的に話の流れを分解するクセをつける. 目の前の言葉の羅列から一歩ひいて、 相手の言いたいことを理解するように努める.

説明力

説明力をつけるには、 はじめに結論を言ってそのあとに理由を述べるクセをつける. 話の流れが、支離滅裂にならないように注意する. 失敗したら、その結果をメモ帳につける. 再び失敗しないように家でシミュレーションをするようにする.

小さな努力を積み重ねないと、なにも自分は変わらない.