前回, overtone を起動しました.

今回は Emacs から利用するまでを試します.

Emacs Live

Emacs Live は Overtone を Emacs から操るための 環境, ツール群, Emacs の設定.

https://github.com/overtone/emacs-live

Install

overtone の設定は, 前回の記事を参照.

以下のスクリプトを実行する.

bash <(curl -fksSL https://raw.github.com/overtone/emacs-live/master/installer/install-emacs-live.sh)

~/.emacs.d に emacs live 用の環境が作成される.

もし, すでに .emacs.d が存在する場合は, emacs-live-old-config ディレクトリに旧設定がコピーされる.

Getting Started

  • lein repl 起動.
  • emacs 起動.
  • M-x cider-connect で lein に接続する
    • localhost/port 番号 (lein repl 起動時にコンソールに出る) を入れる.

これで, emacs 上から, repl を操作することができる.あとは, コンソー ルから overtone を利用するときと同じ.

# External server 起動 
$ user=> (use 'overtone.core) 
$ user=> (boot-external-server)

# 音がでるか確認. ピーっと音が出れば OK. 
$ user=> (demo (sin-osc))

ファイルに音楽を書く

github にサンプルの音楽が置いてある.

適当なファイルを作成して, コピペ後, C-x C-e でひとつずつ評価すると, コードが repl に送信されて, 音がなる. Live Coding !!

自分の Emacs で overtone をつかう

overtone を利用する度に自分の Emacs 設定を Emacs live に置き換えたくは ないので, 自分の Emacs 環境で overtone を利用する方法を試す.

Emacs Live を利用すためには, 以下を入れる必要あり.

  • clojure-mode
  • cider

自分は, el-get からインストールした.

clojure-mode

Clojure のためのメジャーモード.

(require 'clojure-mode)

cider

Clojure のためのインタラクティブな開発環境.

(require 'cider) 
(add-hook 'clojure-mode-hook 'cider-mode) 
(add-hook 'cider-mode-hook 'cider-turn-on-eldoc-mode)

Getting Started

Emacs Live と起動方法は同じ. 音が出れば OK.

おわりに

Emacs Live には, いろいろ便利な関数や色が定義されているので, 時間をみて Emacs Live の リポジトリを眺めてみよう.

今日はここまで!

Special Thanks