2年以上前の自分のつぶやきをふと見つけたので、これについて書いてみる。

TDDとGTDの共通点

TDDが好きだ。その理由はTDDがGTDに似ているからだ。

以下、似ている点を列挙してみる。GTDでのタスクという言葉は、TDDではテストという言葉に置き換えることができる。

  • [リスト化]TODOリストにしたがってタスクをこなしていく。
  • [最小化]大きな問題を最小単位のタスクまで分解して取り組む。
  • [ボトムアップ]タスクを確実に積み上げて大きなことを成し遂げる。
  • [NextAction]具体的で着手可能なNextActionのタスクを常に意識する。
  • [フロー状態]目の前のタスクに集中する。
  • [規律]規律(Kata)を遵守することでプロジェクトを推進する。

TDDを知らないころ、GTDにしたがってNextActionをこなしていくことを生活の規律にしていた。なので、GTDのように開発もしたいなと思っていた。TDDを知ると、その方法論にすぐに魅了されてしまった。

ストレスフリー

GTDのなかでとくに好きな考え方は、以下のようにたとえられるもの。

  • ストレスフリー
  • 水のように澄み切った状態
  • 働くだけの幸せバカ

空手が両者と関係しているのも、偶然ではないだろう。(6:30の空手パンチ!)

ストレスフリーはGTDの売り文句だけれども、TDDにもその感じは当てはめることができる。フリー状態とはいえないまでも、TDDをしていると、安心と集中を得ることができる。だから、TDDが好きだ。

人生の意味について

人生の意味はなんだろうかと思う。人生の意味はないと思う。

それだと不安に耐えられないので、無理やりにでも目標を定めてその達成を目指し、そこに意味を見出そうとしている。そして、目標の達成のために集中している状態が、幸せだと思っている。

また、目標は達成できない大きな目標ではなくて、小さなもの、達成可能なもの、瑣末なものがよい。ションベンをより遠くまで飛ばすことだって素晴らしい。小さくて具体的な次の一手を決めて、その達成に対して精一杯集中する。その過程におけるストレスフリーな状態が素晴らしい。

ターゲットを決めて前に進むことが大事。そういう人生観に、GTDやTDDの考え方はマッチしている。

だから、GTDやTDDが好きだ。

参孝