Eclipseには、コードを読みやすくするための様々な機能が備わっています。

GUIだからマウスをたくさんつかうんだろうという迷信がありますが、実際はキーポードから手を離さなぽことがおおいです。

キーバインドを巧みに利用して、コード内を自由自在に飛び回るためのテクニックを紹介します。

宣言を開く(F2,F3)

関数や宣言の場所へジャンプすることができます。いわゆる、タグジャンプ、EmacsのGNU Grobalのようなもの。もっともよく利用する機能です。

F3で飛んで、Alt + 左で元に戻る。これでソースコード内をマウスを利用せずにピョンピョンと移動することができます。

F2を押すと、飛ばずにポップアップで宣言の場所を表示することができます。

呼び出し階層を開く(Ctrl+Alt+h)

関数がメソッドがどこの関数から呼ばれているかを順々に表示してくれる機能。

リファクタリングの時の修正による影響範囲を調査する時、重宝する機能。

型階層を開く(F4)

クラスの型を階層的に表示てくれる機能。継承関係が分かる。

C++だと機能するけれども、Cだとよくわからない機能。あまり利用しない。

エディタバッファを開く(Ctrl + x + b)

ファイル間の移動は、ショートカットで新規にファイルを開くこともあるけれども、もともと開いているファイルに飛ぶこともデキる。

このキーバインドは、Emacsキーバインドを設定しているので、Emacsに慣れている人はそのキーバインドをそのままEclipseでも利用できる。すなわち、Ctrl + x + b。

Alt + 左で前へ戻り、Alt + 右で次へ進むことができる。もはやブラウザでWebページを見るような感じ。

検索で飛ぶ

デフォルトのEclipse CDT検索機能は利用しません。代わりに、プラグインを利用します。

検索結果をクリックするだけで検索箇所へジャンプできるので、コンソールからgrepして検索するよりも効率がよいです。