Eclipse CDTの強力な(Javaに比べると見劣りする)単語補間、コンテンツ・アシスト機能を紹介します。
これで、超高速なコーディングが可能??
単語補間
途中まで単語を入力したあとに、単語補間を実行すると、エディタ内の似ている単語で補間してくれる。
ちなにみ、単語補間は Alt+/に割り当てて、コンテンツ・アシストは Ctrl+Spaceに割り当てている。キーバインドが競合していると、補間が発動しないので、注意すること。競合していたときは、検索窓から Alt+/で競合コマンドを検索して、アンバインドする。
コンテンツ・アシスト
設定のカスタマイズは、以下を選択。
- 設定 -> C/C++ -> エディタ -> コンテンツ・アシスト
自動有効化でトリガを設定できるので、とりあえずすべてチェックを入れる。トリガが発動するまでの時間も100ms以下にすると、高速でアシストが発動する。
構造のメンバだったり、関数名だったりを、これでガンガン置換できます。
ちなみに、コンテンツ・アシストで出てくるコードテンプレートは自分でも作成できます。以下の記事参照。メタプログラミングが可能です。
Javaならば、Code Recomennderという強力なプラグインがあるものの、CDTにはない。
クイック・フィックス
赤バツが表示されている時に、どう修正すればいいかを教えてくれる。
Ctrl+,でエラー箇所に飛んで、Ctrl+1を次々に実施してエラー箇所を修正。
Javaに比べると、CDTのクイックフィックスは貧弱。定義がないメソッドがあった場合、Javaならコード生成までしてくれるが、CDTはそこまではしてくれない。
パラメータのヒント
これはおまけのような機能。
引数の型をわすれたときにはこれ。ポップアップで教えてくれる。